
産後に太ってしまったというママ、多いのではありませんか?
太る原因の一つが「早食い」です。
わかってはいるけど、ゆっくり噛んで食べる時間なんてない!って思いますよね。私もその1人でした。
だって、やること山積みなんですもの。
ご飯が終わったと思っても、
子供たちをお風呂に入れて、
宿題させて、
明日の支度をさせて、
寝かしつけして、
夕飯の洗い物をして、
残った家事を片付けて、
寝る頃には日付が変わってしまうことも。
「でも、難しいから…時間ないから…」と言っていては悪循環です。早食いを続けていると、満腹になるまで時間がかかるので食べすぎの原因にもなっちゃいます。
食べすぎちゃえば、もちろん太る体質へ一直線です!
私は、友人の話を聞いたりしながら少し工夫したことで、だいぶ早食いから抜け出すことができ、太りやすい体質だったのが、体重を維持できるようになりました。
意識してなかったのですが、一緒にいる人と食べるスピードを合わせることができるようにもなっちゃいました。 TPOで食べるスピードを調整できるのがデキる大人なんですって!知ってました?
私が早食い防止のためにやった方法を紹介しちゃいます。子供と一緒に取り組むことで、楽しみながら対策できるし、子供の食べるスピードも整いますよ。
目次
早食いで太ることを防止する5つのポイント
子供のペースで食べる
子供は大人より食べるペースがゆっくりですよね。小さい頃はなおさら。
進まなくてイライラ…なんてこともあると思いますが、子供のゆっくりペースは実はチャンスです!
早食いの習慣を子供につけないように気をつけることで、自分の早食い習慣を見直すキッカケになりますよ。
子供が食べるのが遅くて困っていた友人がいました。学校の給食の時間に食べ終わらないことは当たり前で、夕飯に1時間かかる時もあるとか。
友人も諦めて、子供が夕飯を食べてる間に洗濯をしたりお風呂の用意をしたりしていたそうです。
ある日、子供に「食べるの遅いよね」と言ったところ、「ママは早いよね」と言われ、早食いしてることに気付かされたらしいです。
そこで、「じゃあ、一緒に食べたらママは遅く、あなたは早くなるかな?」と、一緒に食べることに挑戦しました。
一口食べて、20回噛んで、飲み込む。飲み込んだら、「せーの」と次の一口。
というのを、子供と一緒に同じペースで進めたところ、ペースが整い、子供は食べるのが早くなり、友人は早食いを解消できたそうです。
私もやってみたら、いつもよりペースが落ちて、早食い防止になりました!
順番に食べる

子供も食べるのが早い場合、子供のペースに合わせてもゆっくりになりませんよね。
そんな時には「順番こ」です。
一口食べて、噛んで、飲み込む。これを、一緒にではなく子供と順番にやります。
子供も食べるスピードが落ち、自分も早食いにならずにすみます。
同時に小さい子供には 「順番こね。今度はママの番。次はあなたの番」と声をかけながらやると、”順番”の意味もわかるようになりますよ。
「これ美味しいね」だけでなく、「苦くておいしいね」「甘くておいしいね」など、“美味しい”の中でも味が違うことを教えてあげれば一石二鳥ですね!
片付けは考えず、ゆったりした気持ちで食べる
食べ終わったらあれやらなきゃこれやらなきゃと考えていると、パパッと食べて次を片付けたいと思っちゃいますよね。
片付けはやらなくても死にません。
でも、食事は食べないといけないですね。早食いは身体によくないです。血糖値が一気に上がってしまいます。
私も毎日は無理ですが、週に2回、あれやらなきゃこれやらなきゃを頭から外してゆったりとした気持ちで食べる時があります。
いつもより食事をよく味わって食べるので「これ、もうちょっと塩少なめのほうが美味しいかな」「小麦粉使ったけど、片栗粉のほうが食感がいいかな」と、料理の考察もできちゃいます。
とはいえ、洗い物が勝手に片付くわけないですよね。
我が家は、週2回は洗い物は旦那担当です。主に仕事が休みの日ですね。
もちろん最初は「仕事で疲れてる」と嫌がられました。
が、「そうだね。でも今日は仕事は休みよね?パパ業は年中無休よ。さあ、子供の遊び相手と洗い物、どっちがいい?」と選択させました。
子供たちがちょうど怪獣vsヒーローごっこでドタバタ暴れている時だったので、旦那は洗い物を選び、それ以来、休日の洗い物は旦那担当になりました。

旦那をうまく動かし、週1〜2回は食事も食後もゆったりした気持ちで過ごせると、早食い防止になりますよ。
鏡を置いてみる
自分の食べる姿を見ながら食べるというのはなかなか新鮮かもしれません。
食べてる姿がお行儀悪くないか、大口開けてないか、気にしながら食べることで、“気にする”時間がある分だけ、少しペースが落ちますよ。
私も恥ずかしいと思いながら、上半身が写るくらいの姿見を置いて食べたことがあります。
びっくりするくらい大きな口を開けていたり、箸を口に運ぶペースが速かったり、自分でまったく意識していなかった部分に気づけて少しペースが落ちました。
また、上品に食べているか、姿勢はいいか、など、他のところにも気を配るようになり、子供のいい見本にもなれちゃいます!
噛み応えのあるものを食べるようにする

具材を大き目に切ってみる、昆布や煮干し、こんにゃくなどの噛み応えのある食材を使ってみると、噛む回数が増えて早食い予防になります。
乾物や根菜など、普段使わない食材を取り入れると、自分の料理のレパートリーも増えますし、子供にも色々な食材を教えてあげられていいですよね!
私は特に乾物をよく使うようにしています。乾物は、栄養やうまみがギュッと凝縮されていて美味しいし、保存もきくので重宝しています。
干しシイタケとレンコンの煮物は子供たちも大好きです。シイタケもレンコンも大きめに切ると、食べごたえもあって、噛む回数も増えます♪
レンコンは特にシャキシャキ鳴る歯ごたえが楽しいらしく、子供たちもよく噛んで食べてくれます。
ただし、小さな子供にあげるときには、飲みこみにくい食材はのどにつまらない大きさにしてあげるなどの注意は必要です。
早食い予防の考え方
早食いが健康によくないとわかっていながらも早食いしてしまう人に知って欲しいことがあります。
ママが子供たちに栄養ある物を食べて元気に育って欲しいと思うのと同じように、子供たちだって、ママには元気に長生きしてほしいと思っていますよ。
お兄ちゃんが前に「これは豚肉?豚さんの命をもらっているんだね。感謝しながら食べないとだよね」と言っていたことがありました。
どこで習ってきたのかわかりませんが、確かにその通りだな、と思いました。
そこで旦那が、「そうだね。野菜も米も作ってくれた人がいるから、お兄ちゃんたちは野菜や米が食べられるんだよ。そして、料理してくれたママにも感謝だね」と言っていました。

まとめ
早食いで太るのを防止する5つのポイント
1.子供のペースで食べる
2.順番に食べる
3.片づけは考えず、ゆったりした気持ちで食べる
4.鏡を置いてみる
5.噛み応えのあるものを食べるようにする
早食い予防の考え方
関わってくれた人に感謝しながら食べましょう。
自分の食べ方、食べるスピードを見直して、早食い習慣・太る体質を卒業し、スマートな食べ方と体型をゲットしましょう♪