

結婚生活も長く続いてくると、最近、夫婦の会話が減ってしまっているなぁ〜、なんて思うことありませんか?
子供がいるとなおさら、なかなか子供の世話に追われて、夫婦の時間が取れなくなってしまいますよね。
私も、少しでも時間ができたら自分の好きなことに使いたくなります。
でも、夫婦がお互いを意識していないと、気づいたら相手の心が他の場所に…なんてことが起きてしまうかもしれません。
一緒に子育てをしていくパートナーとして、夫婦間の会話は必要不可欠です。
会話が少ない=夫婦の危機、にならないよう、夫婦の会話における意識の持ちかたと、会話を増やしたい夫婦へおススメの方法をご紹介します♪
会話のきっかけになりそうなちょっとした言葉をストックしておくだけで、今まで知らなかったことを発見できて夫婦仲がより深まりますよ!
会話が少ない理由はなんでしょう?
「会話が少ない」と一言で言っても、理由はいろいろありますよね。
・話を聞いて欲しいのに、ゲームばかりで聞いてくれない
・時間ができたら自分の好きなことを始めてしまう
・家事に追われて話す時間が取れない
・子供の相手で話す時間が取れない
・相手が仕事が忙しくて、自分が寝てから帰ってくる
・相手が朝型なので、自分が起きる前に出かけてしまう
当てはまるものはありますか?
会話が少なくても、心の距離が近ければ不満を感じない友人たちもいます。
お互いに自分の好きなことをやっているけれど、同じ空間にいることが心地いい、という夫婦もいます。
会話が少ないと悩むよりも、一緒にいる心地よさを重視すると、夫婦関係が円滑になりそうですね。
それぞれの夫婦に合った会話量がある

どのくらいの会話量が適正なのでしょうか?
それはもちろん、夫婦によって違います。 自分たち夫婦に合った会話量は、自分たちにしかわかりません。
片方が満足していても、もう片方が満足していないと、不満の原因になってしまいます。
不満が爆発して「もうあなたとはいられない!」となってしまったら大変ですね。

我が家は、特に不満もなく過ごしておりますので、きっと自分たちに合っている会話量ができているんだと思います(笑)
そこで、我が家の基準というか、満足度に繋がっている意識の持ち方をご紹介します。 自分たち夫婦に合った会話量を探るキッカケになれば嬉しいです!
相手には相手のやりたいことがあるという意識を持つ
相手が暇そうに見えたから話しかけたら、上の空の返事が返ってきたということ、ありませんか?
家事が終わり、寝かしつけが終わり、やっと一息…ゆっくりできる〜♪と、何も考えずに転がりたい時があります。
携帯のゲームなどで、「あと10分でイベントが終わってしまう!」ということがあると、夢中になってプレイしてしまいます。
ただダラダラしているように見えても、ただ遊んでいるように見えても、ストレス解消をしている真っ最中かもしれないですね。
話しかけたのに上の空で返された時は、「ちゃんと聞いてくれないならもういいや!」ではなく、「今は心が他に向いている時間なんだな」と思うようにしています。

「今、話せる?」と声をかける
しっかり聞いてもらいたい話をしたい時は、やっていることの手を止めて意識を向けて欲しいので、先に話せる状態かどうかを確認します。
すぐに意識を向けられる状況であれば、「うん」とすぐ話を聞いてくれます。 別のことに意識が向いている時であれば、「ちょっと待って」と言われるかもしれません。
私は「ちょっと待って」と言われたら、「5分くらい?」など、時間を意識させる言葉をかけるようにしています。
「そうだね」と言ってもらえれば5分後にまた声をかけられますし、「ん〜、10分くらいかな?」と相手から言われるかもしれません。
とにかく時間を意識させることで、「私は待ってでもあなたと話したい」ということを伝えるようにしています。
完璧を求めず、相手に感謝する
自分だって、相手だって、人間です。たまには予定通りにいかないこともあります。
でも、それで相手を責めるのは、心の距離が離れてしまう原因になります。 弟くんが1歳になる前くらいの頃、私は子供達を寝かしつけてそのまま寝てしまうことがよくありました。
旦那が私と話したいと思っていても、寝てしまうので話せません。 旦那は私より起きるのが遅くて、朝は時間がないことが多く、話せません。
そんな時期があったのですが、旦那は「夜中起きて弟くんの夜泣きをなだめてくれてるし、寝ちゃうのも仕方ないよね」と思ってくれていたそうです。
度々、洗濯や洗い物もたまっていたのですが、「常に寝不足になりながらもいろいろ頑張ってくれてありがとう」と感謝の言葉をかけてもらえてよかったです。
常に寝不足で疲れている時に、「おまえが寝ちゃうから全然話せないだろ」と言われたら、「だったら朝早く起きてよ」と思ってしまいますね。
夜中起きて夜泣きの対応をしていても、毎日同じ時間に寝かしつけが終わって、家事をこなし、旦那と会話する時間を確保するスーパーママも中にはいるかもしれません。
でも、私みたいに疲れて寝ちゃう人もいると思います。 お互い人間ですから、お互いに出来ること、出来ないことがあります。
出来ていないことを責めるより、出来ていることに感謝をすると、心の満足度は下がりにくいですよ!

男女別!会話を増やしたい夫婦におススメの会話の増やし方
夫婦それぞれで適切な会話量が違うということはわかるけど、実際我が家は足りてない!という場合もありますよね。
片方が我慢ばかりしていると、「なんで自分ばっかり我慢しなくちゃいけないの!」と、夫婦関係がギスギスしがちです。
会話を増やしたい夫婦におススメの方法を、男女別にご紹介します♪
女性におススメしたい、夫との会話に役立つ言葉

「任せる禁止」
何かを話したり、相談したりするときに、「お前に任せるよ」と会話を終わらせようとする旦那さん、いませんか?
「任せるよ」タイプの旦那さんには、最初から「任せるは禁止ね」と前置きをして話します。
前置きしておくことで、何か意見を言わなければいけない状況になるので、真剣に話を聞いてくれますし、「任せるよ」で会話が終わらないので、長続きします。
「話していい?」
上の空でしか話を聞いてくれない旦那さんには、最初に「話していい?」と聞いてから話すようにすると、手を止めて話してもらえるでしょう。
もちろん、自分も手を止めて向き合わないといけませんよ!
「ちょっと意見を聞きたいんだけど…」
男性は、意見を求められたり、アドバイスをすることが好きです。仕事をしている男性ならなおのこと。
「私はこう思ってるんだけど、あなたの意見を聞かせて」という話し方をすると、会話が長続きします。
私の個人的な感覚からすると、「あなたはどう思う?」だと「任せるよ」で終わってしまうこともあるのですが、「意見を聞かせて」という言い方をすると、ちゃんと話してくれる気がします。
頼られてるという実感が湧くのかもしれませんね。
「聞いてくれるだけでいいの」
女性は話すことが好きで、話を聞いて欲しいでだけの時、ありますよね。
聞いて欲しいだけなのに、あれこれ意見を言われると、話す気持ちが萎えてしまいますね。
男性も、せっかくアドバイスしたのに「意見を求めてるんじゃなくて、聞いて欲しかっただけなのに」と言われると、気持ちが良くないです。
そんな時は最初から「聞いてくれるだけでいいの」と伝えておきましょう。
「最近、会話が足りてないよね?」
意識のすり合わせも大事なことです。
自分は足りていないと思っていても、相手は「こんなものかな」と思っていて満足していることもあるかもしれません。
足りていないと思っていることを素直に伝えて、問題意識を持ってもらいましょう。
男性は問題解決に取り組むのが上手です。きっと、自分たち夫婦に合った解決方法を模索してくれるはずです。
男性におススメしたい妻との会話に役立つ言葉
「一緒にやるよ」

結婚式でケーキ入刀をするときに、「夫婦の初めての共同作業」というようなことを司会者から言われたことありませんか?
“共同作業”は絆を深めます。
共働き夫婦が当たり前になりつつある現代、お互いに仕事・家事・育児に追われてしまい、夫婦の時間を作るのが難しくなってきてしまいますよね。
家事を一緒にやれば、家事も早く片付くし、共同作業にもなるし、会話もできるし、いいこといっぱいです。
私のおススメは、食器洗いや洗い終わった食器を拭くことです。 お皿を洗う横で食器を拭くようにすると、隣に立つことになるので、会話がしやすいです。 家事も早く終わり、時間も増えますよ♪
最近は食洗機を使うご家庭も多いみたいですので、そんなご家庭には料理を作る奥様の隣で使い終わった物を予洗いするのがおススメです! お料理を乗せる食器などを用意するのもいいですね!
一緒にお料理するのもおススメですよ!
「意見が欲しいんだけど」
女性は会話を楽しむのが好きなので、ただ聞くだけ、相槌を打つだけ、ということも多いものです。
自分は相手の意見を知りたいのに、相手がただ聞くだけ、相槌を打つだけ、の状態では、「いや、意見を聞いてるんだけど…」と、不満が残ることになってしまいます。
”会話”に対する考え方が違うのだということを知ったうえで、意見が欲しいときはきちんと最初に「意見が欲しい」と伝えることでスムーズに会話が成立します。
最初に言うのと途中に言うのでは効果が違います。 最初に言われると、「真剣に聞かなきゃ!」と思うのですが、途中から言われると、「あれ?さっき何て言ってたっけ?」となる場合があります。
決して集中して聞いていないというわけではないのですが、最初に言うと、より一層集中して話を聞く体制になります。
「コーヒー淹れようか?」
日々の生活の中で、家事や育児が一区切りついて、一息つけるというタイミングで、相手にコーヒー・紅茶など、自分の好きな飲み物を「はい」と渡されると嬉しいですよね。
女性は、少しのことでも相手が自分のことを考えてくれる、という実感を持つと感動します。
ちょっとした気遣いをすることで、意識を自分に向けてもらえます。
二人分の飲み物を入れて、相手に「はい」と渡し、隣に座って一緒に一息つけば、会話が弾むかもしれません。
「話す時間が取れなくてごめん。その分、LINEやメールしよう」
“会話”というと、対面で顔を見ながら、というイメージになってしまいますが、仕事が忙しい、付き合いが多い、など様々な理由で時間が取れないときもありますよね。
そんな時は、LINEやメールなどを活用してコミュニケーションをとることをおススメします。
文字を打つのが面倒な場合もあるかと思いますが、対面で時間が取れない分、夫婦の危機を脱するためと思い、頑張りましょう。
LINEやメールでは、長い話はなかなかできないかもしれません。
できる限り簡潔かつわかりやすく、伝わりやすい文章を書くように意識すると、文章力アップにもなり、仕事でも活用できますよ!
身近な相手だからこそ、わかりやすく、というのは意外と難しいものです。 スキルアップのチャンスだと思うと、取り組む気になりませんか?(笑)
まとめ
・自分たち夫婦に合った会話量を探るポイント
1.相手には相手のやりたことがあるという意識を持つ
2.「今、話せる?」と声をかける
3.完璧を求めず、相手に感謝する
・女性におススメしたい、夫との会話に役立つ言葉
1.「任せる禁止」
2.「話していい?」
3.「ちょっと意見を聞きたいんだけど…」
4.「聞いてくれるだけでいいの」
5.「最近、会話が足りてないよね?」
・男性におススメしたい、妻との会話に役立つ言葉
1.「一緒にやるよ」
2.「意見が欲しいんだけど」
3.「コーヒー淹れようか?」
4.「「話す時間が取れなくてごめん。その分、LINEやメールしよう」
一番身近で一番大切にしたいパートナーと、自分たち夫婦に合った会話量を知り、足りない場合は増やす努力をして、気持ちいい夫婦関係が一生続くととても嬉しいですよね!
