
2019年から新しく液体ミルクが販売されています。
液体ミルクとは、調理してあるミルクが液体になって販売されているものをいいます。
タレントの里田まいさんも、とても便利と液体ミルクを愛用していたみたいですよ!
うちの子たちが赤ちゃんの頃は、まだ販売されていなかったので、私は液体ミルクは使ったことはありません。しかし、高温であたためる必要もなく、かなり使いやすいという評判を耳にします。
粉ミルクは、飲ませるまでも一苦労です。寝不足のぼーっとした頭で作ると、粉ミルクを何杯入れたのか、わけがわからなくなってイライラすることもありますよね。
お出かけとなると荷物も増えるし重くなるけど、持っていかないわけにもいかないし…
ミルクってそういうものだと、諦めていましていました。
ママ友が最近液体ミルクを使っていて、「すっごい便利だよー!」と教えてくれました。
話を聞いてみると、粉ミルクとは全然違うらしいんです。私のミルクに対しての常識がいい意味で吹っ飛びましたよ。
私と同じように「液体ミルク」についてわからないママさん、使ったことがないからどんなことに気をつければいいのか知りたいという人へ、液体ミルクについて紹介します。
うまく液体ミルクを活用することで、心の余裕に繋がったり、育児が楽になったりすることができるといいですよね。
目次
「液体ミルク」について

市販されている液体ミルクには、
「ほほえみ」 明治 240ml 215円(税別)
「アイクレオ」 グリコ 125ml 200円(税別)
などがあります。
液体ミルクには、粉ミルクとは異なる魅力があります。
- 常温での保存が可能なこと。
- 開封してそのまま飲むことができるため外出時も便利なこと。
- 水やお湯を使わなくて良いため、粉ミルクに比べて時間や手間がかからないこと。
デメリットをいうと、粉ミルクより割高といったところでしょう。粉ミルクの3倍の値段になります。
栄養素で言えば、調乳後の粉ミルクと同じであると言えます。
使い易いという利便性から、ヨーロッパの国々では液体ミルクは粉ミルクよりも主流になっているらしいので驚きです。
そのまま飲むことができるので、簡単で助かりますよね。
育児が不慣れな人でも、簡単に赤ちゃんにミルクをあげることができます。不器用なイクメンパパさんにも、おすすめできます。
そもそも、粉ミルクを一旦沸騰させ70度~80度に冷ましたお湯を使わなければいけない理由は、加熱殺菌のためです。
液体ミルクは製造過程で無菌状態になるため、衛生面に優れていて熱を加える必要がありません。

「液体ミルク」が販売されるようになったキッカケ

過去には、国内での液体ミルクの販売はされていませんでした。欲しい人は、海外の通信販売などから輸入しなければ手に入りませんでした。
液体ミルクを販売するためのルールがなかったため、国内では発売することができなかったのです。
ルールを定め、国内で発売することになったキッカケは、2016年の熊本地震でした。被災地の支援物資として、フィンランド大使館から液体ミルクが送り届けられたのです。
お湯がなくても開封してそのままミルクを赤ちゃんに飲ませることのできる、液体ミルクの必要性が、災害時に一気強まりました。
発売にあたり、12000人もの人々の署名が集められました。当時、知っていれば、私も署名したかったです。同じように思われる方は多いのではないでしょうか?
いざという時の子供のことを思えば、災害時用の備えとして、準備しておくことに越したことはないですよね。
授乳まで約10秒のお手軽さ!

液体ミルクの使い方は超簡単です。
1)消毒した哺乳瓶と、液体ミルクを準備します。
2)ストローをさして、哺乳瓶の中へ液体ミルクを流し込みます。
3)哺乳瓶に乳首をつけたら出来上がりです。
とっても簡単ですよね。10秒もあればできちゃいます。
粉ミルクの場合は、計量したり、お湯を注いだり、人肌に冷ましたり10分以上の時間がかかります。比べてみると、かなり時短になること間違いなしです!
ちょっとミルクの温度を上げたい場合には、湯煎であたためるとちょうど良い温度になります。
私は、お湯を沸かして、少し冷めるまで待ち、粉ミルクを溶かして、また人肌まで冷ましてと飲ませる前の準備だけでもかなり面倒臭かったです。今のママが羨ましいです。
「液体ミルク」の気をつけるところ

液体ミルクを使うときには、ちょっとした注意点があります。理解しつつ、うまく使いこなしていきましょう。
飲み残しは雑菌が繁殖しやすいので注意!

液体ミルクは、開封後は早めに飲み干す必要があります。雑菌が繁殖する可能性があるため、飲み残しは処分しなければなりません。
授乳を始めてから一時間以内に使い切るようにしましょう。冷蔵庫で保存する場合も、開封後は24時間以内に使い切ることがベストです。
液体ミルクは、量を調節できないため、無駄が出てしまうこともあるといえます。

賞味期限に注意!

未開封のもので賞味期限は、粉ミルクが1年半持つのに対し、液体ミルクは6ヶ月〜1年と短めです。
災害時用のために保管しておく場合は、賞味期限がきれていないか確認することが大切です。
大切な子供に、賞味期限切れの食品を食べさせたくはありませんよね。肝心な時に、賞味期限切れになっていては話になりません。
賞味期限は、メモに残しておくといいかもしれませんね。
アレルギーには注意!

液体ミルクは、乳製品を含まないものもあるため、牛乳アレルギーの赤ちゃんも飲めるものがあります。
しかし、中には、乳成分や大豆などのアレルギー物質を含むものもあります。
アレルギーのある赤ちゃんであれば、しっかりと原材料をチェックしてみる必要があります。
うちの弟くんもアレルギーがあるので、食べ物には注意が必要で大変です。しかし、子供のためなので、しっかり確認してあげたいですよね。
「液体ミルク」は何歳まで飲んでいいか知ってる?

液体ミルクは赤ちゃんしか飲んではいけないという決まりはなく、大人でも飲めるものです。
だからと言って長い期間ミルクを飲み続けてしまうと、虫歯になりやすくなってしまいます。
大体の目安としては1歳頃、フォローアップミルクに変わるまでの期間が、液体ミルクを飲む期間と考えることが一般的です。
歯が生えてきてからは、ミルクを飲んだ後そのまま寝かしつけることのないように気をつけてくださいね。夜中に目が覚めて、ミルクをあげる場合にも、きちんと歯磨きを欠かさないようにしてあげましょう。
まとめ
- 液体ミルクは開封後すぐに飲ませられるのでとっても便利
- 開封後は雑菌が繁殖する可能性があるため、飲み残しは処分
- 賞味期限が粉ミルクよりも短いので、災害時用に保管しているものは定期的に賞味期限のチェックを
- アレルギーのある赤ちゃんは原材料を必ずチェック
- 液体ミルクはだいたい1歳くらいまでが目安
うちの子たちが赤ちゃんの頃は、お出かけの時は哺乳瓶、粉ミルク、お湯を入れた保温ボトルをかばんに入れていました。もう重いしかさばるし、何もしていないのに出かけるだけでヘトヘトでした…あの頃に液体ミルクがあったらなぁーって本当に羨ましいです。
2019年から日本でも販売されるようになった液体ミルクですが、粉ミルクよりも便利で、使い易いと好評です。
液体ミルクはお値段は少々はるため、普段は粉ミルク、遠出のお出かけと災害時用は液体ミルクと上手く組み合わせて使うことで、賢くいお買い物ができますし、ママのストレスが大幅に軽減されますよ。
液体ミルクで、心と時間の余裕を手に入れ、育児を楽しんでいけると良いですよね!