
子育てをしていて、避けては通れないのがママ友とのお付き合いです。
ママ友といっても「子供の友達のママ」の略なので、本当の友達ではないのを頭に入れておいてください!
中には真逆のタイプの人、価値観が合わない人などがいるかもしれません。
どうせならみんなと仲良くしたいものですが、ただでさえ育児で疲れているのにママ友との関係にも気を使うのは大変ですよね。
無視や仲間外れ、陰湿な陰口、マウンティングの嵐、ドロドロとした嫉妬心・・・
なにかとマイナスなイメージの強いママ友ですが、本当にドラマのようなことはあるのでしょうか?
実際「ママ友地獄」なんて言葉も生まれたりするほどですから、トラブルは意外と身近に起こり得るんです。
一回揉め事が起きてしまうと修復するには時間も精神力も削られますし、子供への影響も心配です。
しかし「ママ友とのお付き合いは辛いもの」と決めつけるのは少し待ってください!
カンタンな意識の差で、憎むべきの敵になるか、頼れる味方になるか大きく変わってきます。
明日の持ち物から子供に関する悩み事まで、幅広く話せる相手がいるだけで心が軽くなりますよね。
これから紹介するポイントを押さえて、辛い人間関係から抜け出しましょう!
ママ友との辛いお付き合いから脱却するには?
自然体でいること
「ママ友と一緒だと疲れる・・・」なんて思ったことはありませんか?
その理由はズバリ!「本来の自分」を出せていないからなんです。
いつでもキレイだと思われたいから、ヘアメイクや服装をばっちり決め、
付き合いの悪い人と思われないように、身の丈に合わないランチやショッピングに付き合い、
仲間外れにされないように、たいして興味のない他人の噂話や悪口で盛り上がる。
はたしてこれはママ友との正しい付き合い方なのでしょうか?

「本来の自分」を出して離れていく人ならば、きっと今後もなにかのタイミングで疎遠になります。
あの人とは縁がなかったんだと切り替えましょう!
無理に背伸びはせず、自然体で付き合っているうちにママ友の枠を超えて趣味や悩みを話せる人との出会いがあるかもしれませんね。
私も毎日のすっぴん効果?で肌がキレイになり、そこからスキンケアの話題で盛り上がったこともあります(笑)
適度な距離感を保つこと
ママ友との関係は一線引いたくらいの距離感がベスト!深入りはNGです。
学生時代の友達とは違い、ママ友とは年齢も育ってきた環境もバラバラですからいろいろな価値観のママ達がいます。
プライベートなことを根掘り葉掘り聞いてくる「詮索タイプ」やなんでも頼ってくる「依存症タイプ」には しっかりと断る勇気を持ちましょう。
一回でも了承すると調子に乗ってどんどんエスカレートしてくるので、最初が肝心です。
あることないことぺらぺら喋る「悪口噂話タイプ」や自己顕示欲の塊「自慢タイプ」には
「そうなんだ」「へ~」と軽く流しつつ「あっ!そういえばさ~」と話題を変えるのがスマートですね。
真正面から全員と向き合っていたら、途方もないエネルギーを使うことでしょう。
ママ友なんて極端に言ってしまえば「子供」しか共通事項がないほぼ他人です。
天気や幼稚園、学校など当たり障りのない会話ができれば十分です!
今だけの関係だと割り切ること
ママ友との関係はずーーーっと長く続くと思っていませんか?
でも実は、ママ友との関係が何年も長く続くのはごく少数派です。
よっぽど仲良くなって気が合う相手でないと成り立ちません。
子供が幼稚園、小学校、中学校と進学していけば自然とママ友との関係は疎遠になっていくものです。
子供が小さいうちは、どうしても子供とママはセットで行動を共にする為
幼稚園や習い事の送り迎え、近所のスーパーや公園などママ友とは必然的に顔を合わせる頻度が高くなりどんどん密度は濃くなりますが
小学校に進学すれば子供同士だけで遊んでくれるようになりますし、働くママ達も増えてくるでしょう。
ライフスタイルはどんどん変わっていくものですし、社会に出て広い世界に触れれば交友関係も広がっていきます。
家事に育児に仕事に忙しくなり、ママ友同士で遊ぶ機会は必然的に少なくなっていきます。
また、ご主人の転勤、家族との同居などの引っ越しで疎遠になるケースも多いです。
ですから、がっつりママ友と密接に付き合う期間なんて、長くてもせいぜい2~3年程度です。
「どうせ今だけの付き合いだし」と割り切れれば、深刻に悩むこともなくなるはずですよ。
周りを気にしないこと
いくつかのママ友のグループが楽しそうにお喋りしているのを見ると
ママ友がいないと周りから孤立してしまうんじゃないか・・・
1人でいたら「かわいそう」なんて周りから思われるんじゃないか・・・と焦りや不安感が募る気持ちはすごくわかります。
だからといって、気の合わないママ友と友達ゴッコしたところでなんの解決にもなりません。
むしろ辛い人間関係をより悪化させてしまうかもしれません。
また、子供は大人が思うよりも大人の姿をよく見ています。
人間関係に悩むママを見て「友達を作るのは難しいこと」「友達付き合いは大変なこと」と思い込んでいます。
時には「○○ちゃんママは友達がたくさんいて羨ましいな」と思うこともあると思いますし、私も初めはありました。
でも、裏を返せば交友関係が広ければ広いほど、トラブルに巻きもまれるリスクも高くなります。
みんなで輪になって笑っているママも、実はママ友との人間関係に頭を悩ませているかもしれませんよ。
私もママ友は多い方ではないですが、周りを気にして「ママ友と仲良くしなきゃ!」と奮闘していた時よりも、余計な悩みがなくストレスフリーです!
まとめ
ママ友と良好な関係を築くためには、以下の4つがポイントです。
- 自然体でいること
- 適度な距離感を保つこと
- 今だけの関係だと割り切ること
- 周りを気にしないこと
ママ友はあくまでもママ友です。
自分が選んだ友達ではないので、苦手な人、嫌いな人がいて当たり前です。
しかし進学や引っ越し、社会復帰など理由は様々ですが子供の成長と共に今まで狭まっていた世界も徐々に広がり、関係性は自然と薄れていきます。
期間限定のお付き合いだと割り切りましょう!
子供はママの笑顔が大好きなんです。
無理な付き合いを続けて疲労するママの姿なんて見たくありません。
たとえママ友グループに属していなくても、心を許せるほど親しいママ友がいなくても、ママが楽しそうに笑っていたら満足なんです。
ママ友との辛い人間関係の悩みやストレスから解放されて、お子様と充実した日々を過ごしたいですね。