
初めての育児は分からないことだらけで不安になりますよね。
それに加えて産まれたばかりは頻繁に授乳もあって夜中に何度も起こされ、睡眠不足にもなります。
24時間休みのない育児にストレスを抱えている方、私が実践したストレスの解消方法をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
育児書通りにはいかないことを知る
かわいい我が子が産まれ、幸せの絶頂!!
お世話の仕方も出産前にきちんと読んだし、母親学級にも行ってたくさん教えてもらったから大丈夫!!
と思っていたのに、いざお世話してみると・・・
「新生児って全然母乳を飲んでくれない!!」
「こんなにすぐお腹がすくものなの!?」
「母乳をきちんと飲んだはずなのに泣き止まない!!」
「きちんとゲップしたのに大量に吐いてしまう」
そんな新人ママさんは多いと思います。
私も一人目の時は本当に苦労しました。
我が子の場合は出生体重が平均の子よりも少なく、小さく生まれてきたため母乳を吸う力が弱く、何度吸わせようとしても少し飲んでは疲れきって寝てしまっていました。
そして少ない量しか飲めていなかったので、すぐにお腹が空いて起きて泣いてしまう・・
それのエンドレスです。笑
育児書には3時間ごとの授乳、泣いたときはおむつが気持ち悪いかもしれないから取り替えてあげよう。生後1か月を過ぎて泣き止まないときは、散歩に出かけると適度に疲れてよく眠ってくれる。
などなど書いてありましたが、私はどれも当てはまりませんでした。泣
上記のことが24時間昼夜問わず続いて、自分の睡眠もまともに取れない状態が2、3か月続いていたらどうでしょうか。
今時どんなブラック企業でももっと休みがもらえるはずです。汗
そして睡眠不足もしんどいですが私は、
育児書通りにいかないのは自分のせいなんじゃないか
と考えてしまっていました。
自宅に帰ってからは自分で試行錯誤して一人の人間を育てなきゃいけないという不安が、よりストレスに感じていたように思います。
ですが支援センターなどに行くようになって、たくさんの先輩ママさん達と育児について話していたとき、どこのお家も育児書通りになったことはないそうです。
赤ちゃんのその日の機嫌もありますしね。
私はそう知ってから育児書を読み込むことを辞め、思うようにいかないときは「そんな日もある」と割り切ることにしたことで、気持ち的にはだいぶラクになりました。
母乳育児が絶対ではないと知る
さてそんな育児書に書いてあることを鵜呑みにしていた私が次にぶち当たった壁は、母乳育児推奨理論です。
一般的に母乳育児が良いとされる理由は、
・栄養バランスが豊富
・免疫物質を多く含むので、赤ちゃんが病気にかかりにくくなる
・アレルギーを予防することができる
・母親と密着することで、安心感を得ることができる
などがあげられます。
上記を知った私は、絶対母乳育児がいい!!と思い、自宅に戻ってからは一切ミルクをあげていませんでした。
確かに、母乳を一生懸命飲んでいる姿を見るとたまらなく愛おしいんですよ。
ただ母乳はミルクに比べて消化が早い分すぐにお腹が空いて泣きます。
それこそ3か月までは一回に飲める量が少ないこともあって、30分おきに授乳をしていました。
「育児書には3時間おきとなっているけれどこんなに飲ませて大丈夫かな」
「私も少し休みたいけどミルクをあげるのは・・」
と、結局ずーーっと頑なに母乳をあげ続けた結果、ものすごく育児が負担だと思うようになってきました。
授乳しているときには、
「もっとたくさん飲んで!!」
眠っているときには、
「お願いだからしばらく起きないで・・」
と、純粋に我が子をかわいがってあげられない。
そんな私は母親失格だ。
と、自分に対しての失望と、これから母親としてやっていけるかどうかの不安に押しつぶされてしまいそうになっていました。
今考えると、軽い育児ノイローゼだったのかもしれません。
そこで気づいたのは、母乳育児は良いのかもしれないけど、たまにはミルクをあげてお母さんも休んだっていいじゃん!!ということです。
ママ友の話を聞いていると、ミルクで育ったお子さんはたっくさんいます!!
ミルクだから病気がちな子になったということもなく、逆に母乳だったのに風邪をもらいやすい子だってたくさんいます。
結局その子によって免疫力は違うわけで、母乳だから、ミルクだから、は関係ありませんでした。
最近では母乳に近い成分で作られた粉ミルクもたくさんありますよね。
母乳育児が辛いなら、ミルクでも全然いいんです!!
赤ちゃんはちゃんと、大きくなってくれます。
一番大切なことは、育児の固定概念にとらわれずに、自分に合ったやり方でやるということです。赤ちゃんだって、お母さんが無理をしていることは伝わります。
頑張りすぎて笑顔のないママより、少しラクして笑顔で接してくれるママのほうが赤ちゃんも嬉しいはずです。
まずは赤ちゃんのことだけに専念する
上記でも触れましたが、笑顔で我が子と接したい。
もっと心に余裕を持って育児をしたい。
そう思った私が実践したことをお教えします。
・家事を手抜きする
・赤ちゃんが寝ているときは自分も休む
・好きなものを食べてストレス発散する
・旦那のことは後回しにする。笑
以上です。
いかに育児以外を手抜きするかが重要になってきます。笑
母親は24時間家事と育児に追われていて自分の休みがない方が多いはずです。家事が好きで、ストレス発散になる方は別ですが、そうでなければ多少部屋が汚れていようが人は死にません!!
赤ちゃんが動き回るようになるまでは、毎日掃除機をかけなくたっていいんです。
あと好きなものを食べる、というので私はかなりストレスが減りました。
ネットや育児書では、洋菓子を食べると母乳が詰まり、乳腺炎になる。
と書いてあるのをよく目にすると思いますが、少し食べたぐらいで詰まりません。
もちろん体質にもよりますが、乳腺炎になった人がみんな洋菓子を食べていた!!というわけではないので、適度であれば好きなときに好きなものを食べていいと思います。
私はよくちょっと高級なチョコレートを大人買いして、育児の合間合間につまんでいました。笑
最後に夫を後回しにする、ということですが、もちろんきちんと夫婦で話し合ってからにしないと、次は夫のストレスが溜まってしまうかもしれないので注意です。笑
「今は赤ちゃんが大変な時期だから、自分の休む時間も欲しい。」
と、きちんと伝えてください。
そして、「今だけ」ということもしっかり伝えると、分かってもらいやすくなると思いますよ。
赤ちゃんを周りの人に預けてみる
ここまで実践してみたけれどやっぱりしんどい!!
という方は、思い切って誰かに赤ちゃんを預けて身体を休めましょう。
家族や友人など、近くに頼れる存在はいますか?
お金はかかりますが、一時保育や出張の託児保育などを利用したっていいんです。
最初は預けるのも不安になると思います。
ですが、赤ちゃんにとっても母親以外の第三者と関わることは良い刺激になるんですよ。
その間、家で好きなだけ寝てもいいし、どこかへお出かけしてもいいし、一人の時間をとても有意義に過ごすことで、普段のストレスが軽減されます。
そしてリフレッシュしてから我が子に会うと、改めてかわいく、愛おしく感じるでしょう。
まとめ
1.育児書どおりにいかないことで自分を責めるのは止める
2.ミルクをあげて授乳間隔をあけてみる
3.家事を手抜きして赤ちゃんのことだけに専念する
4.思い切って赤ちゃんを誰かに預けてゆっくり休む
どんなに母親として頑張っていても、いつもイライラしていて怖いママだと赤ちゃんは安心できませんよね。
赤ちゃんも大事ですが、やはり一番大事なのは自分自身です。
手を抜いていても、いつも笑顔で優しく接してくれるママが一番です。
なので、育児に疲れたな・・という方は、まずは自分の身体と心を休めてみてください。
今はとても長く感じると思いますが、赤ちゃんが成長するのは本当にあっという間です。
頑張りすぎないで、適度に力を抜きながら、今しか味わえない赤ちゃんとの時間を大切に過ごしてくださいね。
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