
あなたは猫のことをいっぱい見てきて、すごく可愛くて癒されたことがあるはずです。
あなたの猫のひげが、突然くるくるしていたら、すごく不安ですよね。「どこか悪いのかな、なんでくるくるしたのかな」と思いますよね。
猫のひげがくるくるするのは、ちゃんと理由があったのです。対処法についても一緒に見ていきましょう。
目次
猫のひげには役割があった!?
猫のひげには、平衡感覚センサーと、風向きセンサーと、広さセンサーの3つの機能があり、熱センサーはありません。
平衡感覚センサー
猫のひげには、平衡感覚(バランス)をとる機能があり、色々な所を歩く時にすごく大事なものです。
左右で重さや長さが違えば、高い所を歩く時に落ちてしまう可能性が高くなります。
もし目の前で可愛い猫が、今まで歩いていた高い所から、落ちてしまったらと思うとすごく怖いですよね。
風向きセンサー
猫のひげは狩猟本能の名残りで、風向きが分かるセンサー機能が付いていて、獲物を狩る時に風上に移動できます。
最近では、危ない所を歩く時や、高いところにジャンプする時に、タイミングを図る1つの大事な方法です。
私は、猫がすごく高い所にジャンプして、「よく飛べるな」と思ってしましたが、身体能力と同時にセンサーで、より成功率を上げているのだと知りました。
広さセンサ―
猫は狭い所が好きですよね。ダンボールや人の体で出来るすき間に入ってきます。
狭い所に入る時や、通る時に通れるか判断するための1つで、ひげで広さを測っています。
たまに狭いところを通ろうとして、はまってしまう猫もいますが、その場合は、自分の体の大きさを認識出来ていないことがあります。
猫がもし、狭い道で挟まっていて、目が合うと大変でしょうね。
熱センサーは無し、くるくるする原因!
これまで3つの機能を見てきましたが、猫のひげにはなんと、熱を感じるセンサーが無いんです。
なので、冬にはよくこたつに入ったり、ストーブの目の前で寝ていたりしますが、熱センサーが無いので、実はすごい危険なんです。
熱センサーが無いからこそ、暖かいと思う感情だけでストーブに近づいてしまい、猫のひげが焦げてしまうんです。
猫のひげがくるくるするのは、精神的、体の栄養的問題じゃなく、焦げているからなのです。
対処法があるの?
対処法は、即座に治るものは無いです。どうしても、経過観察で生え変わるのを待つしかありません。
ずっと見ているのも心配だと思いますが、猫自身ほとんど気にしていません。
猫にとってひげは、外見をかっこ良くする為のものではなく、機能的に進化を遂げたものだからです。
冬場になると、ストーブの周りに猫が通れないような柵を作ってあげると安心ですね。

猫のひげの向きで感情が分かる
猫のひげにはセンサーの他に、ひげの向きで猫の感情が分かる方法があるんです。
- ダランとして下向きだと、リラックス状態で、何も危険がないことなので、ゆっくり撫でてあげたり、写真に納めると可愛さが増すと思います。
- 上向きだと、嬉しい感情とか、
- 喜んでいる時で、褒められたり撫でられている時に上向きになることが多いです。
- 前向きは何かに警戒してたり、攻撃する意思があります。
- 他の猫とすれ違ったり、苦手な人が近寄ると、ひげが前向きになることがあります。
- 頬についている理由はいくつかあるのですが、恐怖や睡眠や食事中などです。
まとめ

猫のひげが突然くるくるしていても、明確な治療法はありませんが、すぐ治さないといけないものでも無いので、ご安心ください!
それに猫のひげには役割があり、とても大事なので間違って切ってしまわないように気をつけましょう。
気を付けるだけでは、猫を楽しく飼えないので、表情も読みとりながらだと、猫と一緒に楽しい生活が送れますね!
周りの猫友達にも話してみて、皆で猫を可愛がってあげませんか?猫の気持ちを理解して、充実した猫との関係を築いていきましょう。
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