小学校の子たちってみんな背が高く見えますよね。
そんな中、自分の子はあまり身長が伸びないと感じていませんか?
身長が低いというだけでいじめの要因にもなってしまう今、親としても、自分の子供には健康的にすくすくと育ってほしいですよね。
実は、お肉やお魚に含まれるタンパク質が、子供の成長に関わっていると言われています。
そこで、今回はタンパク質が身長の伸びにどのように関係しているのかを紹介していきたいと思います。
目次
タンパク質ってどんな食べ物に含まれているの?
ここまで、「タンパク質」という言葉を使ってきたのですが、実際にタンパク質ってどのような食べ物に含まれているのでしょうか。
タンパク質は肉類、魚類、ご飯、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれています。
卵や乳製品にも含まれているため、朝、目玉焼きを焼くだけでタンパク質を摂ることができてしまうんです。
私は、「タンパク質=お肉、お魚」というイメージを持っていました。
なので、朝から「鮭焼かなきゃ」と焦っていたのですが、卵でもタンパク質が摂れることを知って、朝の時間にゆとりができました。
タンパク質が骨の成長を助ける
お肉やお魚、卵などに含まれるタンパク質は、骨の長さを伸ばしてくれる働きを持っています。
私の中では、お肉やお魚、卵などは筋肉を作ってくれるというイメージがあったので、骨を伸ばす働きがあることを知り、驚きました。
私は小さい頃、身長を伸ばしたくて毎日牛乳を飲んでいたのにあまり身長が伸びませんでした。お肉やお魚、卵などが骨を伸ばしてくれることを小学生のうちに知りたかったですね。

タンパク質をとる際の注意点は?
先ほどもお話したように、お肉、お魚、卵などは子供の身長を伸ばすためにかなり重要な食べ物です。
しかし、一度にたくさん食べれば良いという訳ではありません。お肉やお魚、卵を食べ過ぎてしまうと体に悪いことも起こってしまいます。
お肉などを多く食べていると肥満になってしまいます。私は、小学生の頃お肉が大好きで毎日のように母にせがんでいました。すると、小学6年生の時には周りの子たちより一回り大きい子に育ってしまったんです。
横に大きくなってしまうと、小学生ぐらいの子供の中ではからかいやすい子になってしまう場合もあります。できることなら、自分の子供がからかいの対象になってしまうことは避けたいですよね。
タンパク質を摂取するときは、「子供が喜ぶから」といってお肉ばかり用意するのではなく、魚や豆類もバランスよく摂取できるといいですね。
子供が喜ぶ顔を見たくてお肉料理を多く作ってしまうのはとてもわかりますが。
タンパク質は目玉焼き10個分がベスト
お肉、お魚、卵などは食べなければいけないけど食べ過ぎもいけません。では、一日にどのくらい食べるのが良いのでしょうか。
実は、タンパク質は卵1個に6.2g入っています。目玉焼きを一つ食べると6.2gのタンパク質が摂れるということです。
ここで、一日にどれくらいタンパク質の入っているものを食べたら良いのか紹介していきます。
小学校低学年の子では、目玉焼き6個分がベストです。
小学校中学年・高学年の子では、目玉焼き8個分がベストです。
中学生の子では、目玉焼き10個分がベストです。
これだけ見ると、果てしない数に思えてしまいますよね。
目指せ!目玉焼き10個分
それでは、育ち盛りの中学生くらいの子におすすめされている目玉焼き10個分のタンパク質が摂れるメニューを紹介します。
目玉焼き1個分まで
まずは、朝ご飯です。朝ご飯にはやっぱり目玉焼きですかね。目玉焼きって、お母さんからしても朝がかなり楽になるのでありがたいですよね。目玉焼きで、一日のにおすすめされている目玉焼き10個のうち1個が使われました、残りは9個ですね。
目玉焼き2個分まで
目玉焼きだけではちょっとさみしいので、ご飯も付け足しましょう。ご飯と目玉焼きを合わせると、目玉焼き2個分より少し少ないかなくらいのタンパク質が摂れます。
少し足りていない分は、ヨーグルトを1パック食べるだけでも補えるので、是非付け足してみてください。
ここまでで、10個の目玉焼きのうち2個分食べてきたので、残りは8個です。
目玉焼き5個分まで
お昼ご飯は、小学生や中学生は給食のところがほとんどだと思います。給食は、かなりバランスが考えられて作られているのであまり心配はないですね。お任せしちゃいましょう。
ちなみに。給食を残さずきれいに食べた場合、目玉焼き約3個分のタンパク質が摂れると言われています。
ここまでで、合計5個の目玉焼きを食べてきました。残りは5個ですね。
目玉焼き9個分まで
最後に晩ご飯です。今回は鮭をメインに考えてみましょう。
鮭は、一切れで目玉焼き約3個分です。やっぱり、お肉、お魚にはたくさんのタンパク質が入っているんだなと実感できますよね。
さらに、ご飯はかならず食べると思うので目玉焼き1個の少し足りないぐらいです。
ここまでで目玉焼き9個弱食べてきました。残りは1個とちょっとです。
目玉焼き10個分まで
晩ご飯はお味噌汁などが欲しくなると思うので、豚汁を作った場合、目玉焼き約1個分のタンパク質を摂れます。
ここまでだとほんの少し足りていないのですが、朝ご飯のときに牛乳を飲んでみたり、一日のどこかで納豆などを食べたりすることで、簡単に一日10個分の目玉焼きを食べることができます。
このように考えてみると、意外と簡単に一日の献立が作れそうですよね。

まとめ
1. 卵や乳製品もタンパク質の仲間
2. お肉、お魚、卵などで骨が伸びる
3. お肉、お魚の食べ過ぎは肥満の原因
4. 中学生は目玉焼き一日10個分がベスト
身長が大きいと、走るのが速くなりやすいイメージがありますし、なにかと注目されることも多くなりやすいと思います。今回、お肉やお魚、卵などについてお話しましたが他の食べ物もバランス良く食べることが子供の成長には大事です。
タンパク質についてきちんと知ることで、お子さんの成長を手助けすることができますよ。