
「うちの子、なんか小っちゃくない?」
子供がほかのお友達と並んでいるときでした。
「成長期だから、これから大きくかもしれないけど、伸びなかったらどうしよう…?」
男性は昔から高身長の方が良いイメージでしたが、最近はモデルさんなどで女性でも高い身長の方が活躍していますよね。調べてみたら、身長には幸せと深く関わることがわかりました。
2009年と少し古い情報ではありますが、アメリカ・プリンストン大学のアンガス・ディートン教授らの研究調査で、「人生の幸福度は身長が左右する」という発表がされていおり、長身の人は平均身長の人と比べ、より人生を楽しんでおり苦痛や悲しみがより少ないそうです。
目次
子供の身長を伸ばす「食事編」

「身長を伸ばすなら牛乳を飲め!」
牛乳を飲んだだけでは身長が伸びないということはすでに皆さんご存知だと思いますが身長を伸ばすイメージといえば牛乳。とはいっても牛乳だけを飲んでも身長が伸びるわけではありません。
身長を伸ばす上で大切なのはバランスです。そこで、私はこんなものを毎日の献立に取り入れるようにしました。
骨を丈夫にする食べ物
牛乳といえばカルシウム。しかし、牛乳以外にもおすすめの食べ物はまだまだあります。
・チーズ
・ヨーグルト
・小魚
・豆腐
・納豆
意外に思われるかもしれませんが、大豆にもしっかりカルシウムが含まれているんです。骨を丈夫にすることで、高い身長でも負荷がかかりにくく、体を支えてくれるんだそうです。
骨を伸ばす食べ物
・牛肉
・豚肉
・鶏むね肉
・卵
身長を伸ばすためには体を作る栄養素も必要です。特におすすめなのは鶏むね肉。アスリートが筋肉を作ったり、ダイエットのために食べるイメージが広がっていますが、高たんぱく低脂肪の食べ物は子供にとってもプラスなんです。
骨を伸ばすにはこれも必要!?
身長を伸ばすためには他にもビタミンやミネラル、コラーゲンなども積極的にとると良いそうです。
・鮭
・ゼラチン
・ナッツ類(アーモンドやクルミ、ごまなど)
・フルーツ
ビタミンはなんといっても野菜…と思われがちですが、フルーツの方がより多くとることができ、大好きなお子様も多いのでおすすめです。バナナやイチゴ、リンゴなどをヨーグルトと食べると効果も高いといわれています。
「なんでコラーゲンが必要なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、骨と骨をつなぐクッションとして、とても重要なんだそうです。
もちろん食べ物だけで身長が伸びるわけではありません。生活のバランスも重要です。
寝る子は育つ!?子供の身長を伸ばす「睡眠編」

昔から「寝る子は育つ」といわれるほど、実は身長と睡眠には大きく関係があります。
寝ているときに身長が伸びる!?
皆さんは「午後10時~午前2時は睡眠のゴールデンタイム」というのを聞いたことがありますか?この時間帯は日中使った体を休めたり、新しく組織を作ったりするとても重要な時間なんです。
じゃあ、午後10時~午前2時は絶対寝かせればいいんだ!
勘違いされがちなのですが、実はそういうことではありません。
成長ホルモンは寝付いてから3時間までに深い睡眠に入ると多く分泌されるといいます。ですので、寝る時間を気にするよりも、いかに「質の良い睡眠」を子供に取らせるかが重要なのです。
質のいい睡眠にはリラックス!
より良い睡眠をとるためには、リラックスしている時に働くとされている副交感神経の働きを強めることが重要です。
そのためには、
・寝る前にテレビやスマホなどを見ないようにし、ブルーライトを避ける
・体が興奮してしまうので、夕方の遅い時間や夜に運動しないようにする
・寝る2時間前まで夕食を済ませることで、血糖値の上昇を抑え、ゆっくり眠ることができます。おやつなども食べないようにしましょう
・寝る1時間前くらいにゆっくり入浴することで、 上がった体温が下がって行く時に副交換神経が働き、寝付きもよくなります。
いかがでしょうか?
さいごに

小学生の子を持つ親としては、身長が高い方が有利なのではないかと感じることが多いと思います。体育やスポーツでも有利になりますし、イベント事でも目立つ場面が多くなります。
今回紹介した内容では、身長が高くなるという確約はもちろんありません。ですが、生活習慣や食事のバランスが良くなるので、お子様がより健康的に成長できるのではないでしょうか。
強要はもちろんいけないので、親子二人三脚で成長していきましょう。
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