乾くと病気になりやすい?猫の鼻が濡れてる理由を2つ紹介!

我が家の猫は、朝ごはんをおねだりする時に、寝ている私の頬や額に鼻を押し付けてきます。
ひんやりと湿った感覚でびっくりして目が覚めるんです。
良い目覚ましですよね(笑)

ひんや〜り濡れた猫の鼻。
一体、どうして濡れているのでしょうか?

まさか、飼い主を起こすために濡れているわけではありませんよ。
猫の鼻には、驚くべき秘密があるのです!
今回は猫の鼻が濡れている2つの理由を説明しますね。

猫の鼻はなんで濡れているの?

鼻が濡れている理由をお話する前に、猫の鼻について少しだけ解説します。

猫の鼻の、毛がない部分のことを鼻鏡(びきょう)と呼びます。
この鼻鏡が濡れている部分ですね。
ちなみに、鼻鏡を覆う液体の正体は、涙や鼻の分泌液が主な成分です。

涙だなんて意外ですよね!
私はずっと鼻水だと思っていました。

匂いを嗅ぎ分けるため

猫の嗅覚が人間より優れているということはご存知でしょうか?
人間と比べて、なんと数万~10万倍の感度なんですよ。
確かに我が家の猫は、食べかけのおせんべいを戸棚にしまうと、すぐに戸棚の前でくんくんと匂いをチェックしています。
見ていない隙にこっそりしまったのに…(笑)

この嗅覚を補助しているのが、『濡れている状態』なんです。
匂いの粒子は水に吸着しやすい性質をもっています。
鼻が濡れていることによって、匂いをキャッチしやすくなるんですね!

ちなみに、猫が匂いから得る情報は、大きく分けて3つあります。
簡単に紹介しますね!

食べ物を判別する

猫は人間ほど味覚が発達していません。
そのため、濡れた鼻による嗅覚を使って、匂いから味を感じています。

私の友人に、焼肉の匂いだけで白米が食べられるというおもしろい人がいるのですが、そんな感じなのでしょうか(笑)
鼻が詰まっている時は食欲がなくなることもあるほど、猫にとっては欠かせない情報なんですよ。

ここで注意したいのは、匂いによって食べられる物かの判別はできるのですが、『猫が』食べられる物なのかの判別はできません。
チョコレートやイカ等、猫にとって毒になるような物の判別はつかないので、飼い主さんはそっと遠ざけてあげてくださいね。

縄張りを確認する

縄張りと言えば、飼い主さんはマーキングをイメージしませんか?
マーキングとは、縄張りを見回りするときに猫が行う匂いつけ行為です。

猫の体には臭腺という匂いを発する器官があり、そこから匂いを縄張りに付けているのです。
猫ちゃんがよく飼い主さんの足にまとわりつくようにして頭をすりすりしてくるのは「私(ぼく)のもの!」という印をつけているんですよ。
とってもかわいいですよね〜!

猫は匂いを嗅ぎ分けて、他の猫の縄張りに入らないようにしています。
外の世界は匂いがいっぱい。
自分の身を守るためにも嗅覚が発達し、微妙な匂いの違いを嗅ぎ分けることができるようになったのですね。

相手を知る

猫は他の猫の匂いから、年齢や体調、性別等を知ることができます。
多頭飼いをしている飼い主さんは、新しい猫ちゃんをお迎えした時に、先住猫が新入りさんのお尻の匂いを嗅ぐ場面を見たことがありませんか?

猫はお尻の匂いを嗅ぐことで、相手のプロフィールを把握し、コミュニティーを形成します。
鼻と鼻でキスするようにあいさつするのも、情報交換の一貫なんですよ。

我が家の猫は、家にお客さんを招くと必ず顔の匂いを嗅ぎます。
友人たちの間では『顔確』と呼ばれています(笑)
我が家の猫は人見知りをしないタイプのようで、2回目の訪問のお客さんには必ず鼻キスをしてくれるそう。
これも、相手の情報を得るためにしていることなんでしょうね。

温度を測るため

猫の嗅覚のすごさについて解説をしましたが、猫の鼻は匂いを嗅ぐだけでは終わりません。
実は、猫の鼻には温度を測る役割もあるんですよ。

一年を通して、我が家の過ごしやすい場所にいるのは猫ちゃんなのではないでしょうか。
夏は玄関のタイルの上、冬はこたつの中…。
その季節の一番過ごしやすい場所に猫がいます。

更に猫は、鼻を使って風向きを知ることもできます。
これらの機能も、鼻が濡れていることで精度が上がるのです。
逆に、鼻以外の皮膚では暑さや寒さといった感温機能はそこまで発達していないようです。

乾いている時は?

猫の鼻が乾いていると風邪をひいている、なんてことを聞いたことはありませんか?
猫の鼻の分泌液にはウイルスや細菌といった身体に悪影響を及ぼすものをブロックするフィルターのような役割もあります。
なので、そのフィルターがないと風邪をひきやすい状態になっていると言えます。
あくまでひきやすいと言うだけで、ひいているわけではありません。

また、鼻を濡らしている分泌液は、寝ている時にはあまり分泌されません。
そのため、寝起きの猫の鼻はサラッと乾いた状態になります。

鼻が乾いているからと言って、すぐに病院へ行く必要はないので安心してくださいね。
ただし、あまりにも乾いている状態が目立ったり、乾きすぎてひび割れてしまっている場合は動物病院へ連れていきましょう。

まとめ

  • 猫の鼻を覆う液体は涙や鼻の分泌液
  • 猫の鼻は優れた嗅覚を持っている
  • 猫の鼻は温度や風を感じることができる
  • 猫の鼻はその機能を正確にするために濡れている

猫ちゃんのチャームポイントでもある鼻。
ただかわいらしいだけじゃなかったんですね〜。

猫にとって鼻は生きていくのに必要不可欠な器官です。
それは、鼻を覆う液体も同じ。
きちんと観察して、異変がないかチェックしてあげましょう。
毎日チェックすれば、大切な猫ちゃんの健康を守ることにつながりますよ。

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