子供の止まらないゲームはやめさせるべき?1番良い方法とは?

子供にゲームをやめさせるのは、どんな難しい問題を解くよりも大変かもしれません。時間を決めても守らないし、注意しても言うことを聞かない、などよく聞かれる声ですよね。ゲームを長時間している子供は、注意散漫になるとも言われています。

しかし実際は、ゲームをしている子供が気になってしまい、親の方が散漫になってしまうのではないでしょうか。「とうとう視力も落ち始めてきた」。学校の眼科検診の結果を見て、これはいけないと思い、焦りと不安がブワッと押し寄せてきました。

すぐにゲームのやりすぎが頭をよぎり、子供にゲームをやめさせる方法を調べてみました。世の中、ゲームに関する意見や考えは人それぞれです。うちでも色々試してみて、私達に合った方法を見つけました。今回は、家族みんなが納得できる、ゲームとの付き合い方をご紹介します。

子供にゲームをやめさせる理由とは

そもそも、親が子供に、ゲームをやめさせたいと思う理由はなんでしょうか。多くの親は、子供に好きなことをやらせてあげたいと思っています。現に子供は、ゲームが大好きで楽しんでいます。これが、「工作で大作を作り上げている」とか「外でずっとサッカーをしている」だったら、何も言いませんよね。

確かに、ゲームはやりだすと止まらなくなり、多くの子供達がはまってしまいます。そのため、他のことが手につかなくなり、生活に支障が出る傾向もあります。親としては、子供に今しかできない勉強や遊び、色々な体験をさせてあげたいんですよね。子供の時だけの貴重な時間を、もっとのびのびと自分らしく楽しんでほしいのです。

ゲームをやめたら親は安心。子供は・・・?

では、健全で子供らしい生活を送るためには、ゲームをやめさせることがいいのでしょうか。ゲームをしている子供の姿を見ると、良い気持ちはしないのが本音です。ゲームをやめさせることができたら、子供は健全な生活になるのでしょうか。

うちの子の友達で、ゲームが大好きなS君という子がいます。S君の家は、ゲームが禁止で自宅にもゲーム機はありません。YouTubeがあることから、パソコンなども一切さわれないらしいです。

ある日の休日、S君が友達のT君の家に遊びに行ったそうです。S君は、T君が持っているゲームをやりたいと言いました。T君はゲームを貸してくれて、S君は楽しそうに遊び始めました。ところが、S君は一向にゲームを離そうとしません。

T君が「僕にもやらせて」「他のことで遊ぼう」と言っても、S君はかたくなに拒否し、ひたすら遊んでいたそうです。結局、S君はずっと1人でゲームをし続けました。「お母さんには、今日ずっとゲームしていたことを言わないで」と言って帰ったそうです。

ゲームをやりたい気持ちを強制的に押さえつけられると、どこかで反動がくることもあります。勉強とゲームを両立している子供もいます。ゲームをとことんやり尽くし、その後興味が他のことに移ってやらなくなった、という話もあります。

子供の個性や各家庭それぞれの考え方がありますが、ゲームをやめさせることが、子供にとって良いことだとは一概には言えないと考えられます。

子供と同じ土俵に立つ

子供にゲームをやめさせたいのなら、まず、どんな気持ちで子供がゲームをしているのか、考えてみましょう。子供の立場に立ってみるのなら、親も同じゲームをしてみるのが一番です。

反対するにしても、ゲームの楽しさを知っている親と、何もわかっていなくて、ただ「ダメ」を連発している親とでは、子供側からの印象も違います。そこで「お母さんも1時間ゲームやるから貸してね」「宿題終わるまでお母さんにやらせて」と言って、実際にやってみるのです。

お母さんも子供と同じ条件でゲームをすれば、子供もルールを守りやすくなります。また、親がゲームをすることで「へ〜。お母さんもやるんだ」「お母さんできるの?」「実は強いのかな」と、子供の興味は、ゲームからお母さんにも移ります。親とのコミュニケーションのきっかけも生まれるのです。

ゲームは大人でもはまります。きちんと自分をコントロールしている姿を、子供にも見せましょう。ゲームをやめさせるよりも、自分のやるべきこともやり、コントロールする力をつけることが大切です。子供がゲームと学校生活を、自分で両立できるように見守っていくことが、親のできることだと思います。

やるべきことをやらずにゲーム三昧であれば、一緒にゲームを楽しんでいる者同士として、伝えましょう。「全てのゲームにルールがある!」さあ、ルールを守ってレッツプレイ!やるべきことをやらずにゲーム三昧であれば、一緒にゲームを楽しんでいる者同士として、伝えましょう。

「全てのゲームにルールがある!」さあ、ルールを守ってレッツプレイ!

ゲーム以外にも、好きなこと、得意なことはある

ゲームが大好きなら、やらせてあげてもいいと思います。それと並行して、他に興味を持てることも、たくさん見つけてあげましょう。「うちは本当にゲームばかりで何もない」という家庭でも大丈夫です。一緒に、色々なところへ出かけたり、初めてのことに挑戦したりしてみましょう。

最初は、子供は乗り気でないかもしれません。親は楽しく続けてみてください。これじゃないと思ったら、構わず次に移りましょう。色々な世界の扉をどんどん開いてみてください。そして、子供にたくさん話したり、気楽な感じで誘ってみてくださいね。親の好きなことには、子供は興味を持ちます。

実際にやらなくても、親が楽しんだことなら、ちゃんと聞きます。そこから親子のコミュニケーションが生まれます。「お母さんはこんなことが楽しかったけど、今度〇〇も一緒にやってみる?」「〇〇は、こういうの好きだったよね〜」など、子供が幼い頃に夢中になっていたものを話題にしてもいいですね。

どの子供にも、自分の好きなこと、得意なことは必ずあります。もしわからなくても、子供と向き合い、色々な体験を共有することで、親がふと気づくこともあるんです。子供は、元々好奇心旺盛です。子供の好きなことは、はっきりと目に見えるものではない時もあります。

食べることが好きなら、一緒におやつを作ってもいいし、オシャレが好きなら、アクセサリーや小物、マスコットなど作ってみてもいいですね。「うちの子はこれかも」と決めつけず、なんでもやらせてみて、受け入れてあげましょう。

ひと通りやってみて、もしかしたら、子供の「好き」はやっぱりゲームかもしれません。そんな時は、一緒に好きなゲームの新キャラを考えたり、「こんなゲームあったら面白そう!」と新しいゲームの内容を考えてみてはいかがでしょうか。様々なアイディアを考えられることは、立派な才能です。

ゲームの構想を生み出すことは、頭と時間も使います。たくさんの案を紙に書いて、アイディアノートができれば、クリエイターを目指すこともできますよ。

まとめ

・親が子供にゲームをやめさせたいのは、健全に育って欲しいという願いから
・ゲームをやめさせて安心するのは親。無理にやめさせられた子供は反動もあるので注意が必要
・親が子供と一緒のルールでゲームをすることで、子供への説得力が増す
・どの子供にも、必ず好きなこと、得意なことがある。親は一緒に楽しみながら子供の興味を見つけるサポートをする

ゲームのやりすぎは心配になりますが、子供にとっては楽しみです。無理にやめさせるのではなく、子供の好きなことのひとつとして、とらえていきましょう。親にとっても、子供とのコミュニケーションの道具になります。良い部分を使いながら、子供のたくさんの好奇心も、一緒に見つけていけたら良いですね。